家族が増えた、転勤、おうち時間が増えたなど、ライフスタイルの変化によりマンションから一戸建てへの住み替えを検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住み替えの場合、マンションの売却や一戸建ての購入を同時に行うため、しっかりと計画を立てる必要があります。

マンションの住宅ローンの完済または買い替えローンを検討

マンションからの住み替えには売却を先に行う「売り先行」と戸建ての購入を先に行う「買い先行」の2種類があります。

マンションから一戸建てに住み替えの場合、ほとんどの方がマンションの売却を先にする「売り先行」になります。

住み替えの場合、住宅ローンを完済してマンションの抵当権を抹消しなければ売却はできません。

マンションのローンが完済している方や資金に余裕がある方は問題ありませんが、住宅ローンの残債がある方は、

マンションの売却額が住宅ローンの残債を上回れば、住宅ローンの返済をマンションの売却額で返済ができるのでスムーズにいきます。

しかし、マンションの売却額が住宅ローンの残債を下回った場合、貯金を完済費に充てることや住み替えローンの検討が必要になります。

※住み替えローンとは、今の住まいの残債と新たに購入予定の住まいの資金をまとめて借りられるローンです。

※住み替えローンの場合、抱える負債が高額になるため審査が厳しくなることや売却と購入を同日にしなければならないなど決まりがありますので必ずご確認ください。

「売り先行」の場合、生活途中の物件を販売することになるので、中には内観を見せることに抵抗のある方もいます。そういった制限もありますので、売り先行も買い先行も判断が難しいものです。売却と購入のタイミングが合わないと仮住まいが発生する場合があります。

一方、「買い先行」の場合、売却の際の仮住まいが発生しないため引っ越しが一度で済み、空き家にしてから売却をするため掃除がしやすく、写真が撮りやすいので売却しやすいといったメリットがありますが、二重ローンになってしまうデメリットがあります。

一戸建てに住みかえるメリット・デメリット

【メリット】

① 自由度があがる

お子様がいらっしゃるご家庭は子どもの遊ぶ声や、掃除機の音など気になってしまいますが、戸建ての場合隣・上・下の住人を気にせず、のびのびと暮らせる。またエレベーターで知らない人と乗り合わせることもなくなります。さらにペットなどの規約がなくなるので自由度が上がります。

② 庭+駐車場

バーベキューができる庭や駐車場が手に入ります。家庭菜園やガーデニングなどの趣味を楽しむこともできます。川﨑ハウジングの場合、駐車3台は確保しているので御両親や友人が遊びにきても駐車できます。

③ 住居部分・設備のグレードアップ。

マンションと比べて、一戸建ては住居部分が広くなり設備もグレードアップ。(部屋数やリビングの広さ、動線や設備、収納スペースなど)

④ 土地所有。

戸建ての場合、土地と建物を購入することになります。土地の資産価値は維持されやすく、長期的に価値の高い資産で子どもや孫にまで引き継げる財産です。

 

【デメリット】

① セキュリティ性の低下。

マンションにはオートロックや監視カメラがついている物件も多くありますが、戸建ての場合セキュリティ面が低くなります。マンションから戸建てに住み替えた場合セキュリティ面で不安が残る場合があります。

② 戸建てを維持する計画的な貯金。

マンションの管理費や修繕積立金などがなくなる反面、マイホームを維持するための出費は貯金から使うことになります。屋根の修理や外壁の塗り替えなど100万円を超えることもあるので余裕のある時に貯金をしておかないといざという時に困ってしまいます。

③ 二重ローンのリスク。

先ほどもお伝えしたようにマンションと戸建ての間で二重ローンが発生するリスクがあります。

 

などマンションから戸建てへ住み替えのメリットとデメリットをご紹介しましたが

マンションから戸建てをご検討する際は、最初にお伝えしたようにまずはしっかりと資金計画を立てることがポイントです。

その後マンションの価格を査定し不動産会社と媒介契約を結んだ後、マンションの売り出しという流れになっていきます。

 

一概にマンションと戸建てどちらが有利か決めることはできないので、

住み替えをご検討中の方は自分と家族のライフスタイルと資金面を考慮し、ベストなタイイミングを見つけてください。川﨑ハウジングでは住み替えのご相談も承ります。お気軽にご相談ください。